毎週始まる前よりも楽しみに見ていたTVアニメ、「Charlotte(シャーロット)」なのですが最終回を迎えて、シナリオの麻枝さんが前にAngel Beatsでできなかったことをやったとかいう話をしていて、どの辺りなのかなと思いつつふと考えてました。
で、個人的に思ったのは以下の所じゃないかなと…
【Angel Beats】主人公の音無(平凡な男子)が死後の世界の学校で、その世界にいる仲間を生前果たせなかったことを果たすことで成仏させたり、生前に臓器提供などかなり好感度を上げたところで、他の仲間を成仏させたのにかかわらず、最後自分と大好きな女の子(天使/奏)だけは、その世界で残りたいということを彼女に告げてしまい彼女に振られるが、転生後二人はつきあっているような描写有り
【Charlotte】主人公の乙坂(容姿が良いが性格悪い)が、特殊能力で悪事(カンニングや喧嘩)をはたいたりしていたが、自分にしかできない特殊能力者の能力を奪うという力を使い、特殊能力をもつ病気撲滅のため世界を回りやりとげる。途中、治癒能力者の能力を手に入れた際治せばいいという誘惑にも負けず回り続けたため、ヒロインとの記憶を失っていたがそれでも彼女の元に辿り着く
乙坂は初期こそクズ設定でしたが誘惑にも負けず、最後までやりとげたってことが麻枝氏の改善点なんじゃないかなと。音無は臓器移植の話や、成仏の話辺りはかなり視聴者的にも好感度上がっていて泣いたという感想も多かったのですが、最終回で自分と奏だけ残りたいというあのシーンにがっかりした視聴者は少なくなかったはず。
そのまま音無が強い意志でやり通していたら、もしかしたらCharlotteはなかったのかもしれないけども。でも逆にその音無が人間らしくて好きだと友人で言っている人もいましたけどね。その辺は人それぞれなのでしょうが。
今回の乙坂の治癒云々の話は、正直治しても良かった気もしないこともないけども、そこを治さずにやりとげた乙坂はある意味最後でヒーローになれたのかな。確かに辻褄が合わない面とかやけに詰め込みすぎだろうと思う面もあった最終回でしたが、見終わった後はこれも形としてありなのかなと。ヒロインの奈緒ちゃんが最初の頃より段々と好感度上がっていくのでそういう女の子の可愛さとかは流石だなと思ったり。
しかし、謎だったのはお嬢様の白柳さんとかその友人の三嶋さんとかは何のために必要だったのだろう…まあ、何かコミカライズとか別の媒体で明らかになると良いな。
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